構成軸を追加する必要があれば、ここで指定します。

例えば、データベースアプリケーションのテストを実行し、 MySQL、PostgreSQLおよびOracleの3つのデータベースでテストする必要があるとしましょう。 ant -Ddatabase=mysqlを実行して特定のデータベースでテストできるように、 ビルドスクリプトがデザインされています。

これが、構成軸のコンセプトです。"database"という変数を使用し、その変数は3つの値をとります。 構成軸を設定すると、Hudsonは3つのビルドを起動します。それぞれのビルドは、構成マトリックスを全てカバーするように、 "database"変数に異なる値が割り当てられます。

ここで指定した変数は、環境変数としてビルドで利用できます。さらに、 コマンドラインで-DvariableName=valueと指定したのと同様に、 AntやMavenでプロパティでも利用できます。

複数の軸が指定されている場合、軸の取り得る全ての組み合わせが組み立てられます。 ラベルやJDKに複数の値を設定した場合も同様に扱われます。つまり、jdk=[JDK5,JDK6]、 database=[mysql,postgresql,oracle]およびcontainer=[jetty,tomcat]と指定した場合、 各ビルドは、2x3x2=12個の異なるサブビルドで構成されます。